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きらきらの魔法かけて! Twitter@rainbow_5love

ことばの海を泳いで、わたしのこと迎えにきてよ

ハロー、月一ではてなブログをしてるくせに、全く使いこなせてない架澄です。

いろんな はてなブロガーさん見てると、文字のサイズ変えたり 色変えたり 写真貼ったり 余白あけたりしてるけど、あれどうやるの?なに一つできないんだけど???ツイッタ始めるときも、ほぼほぼ友だちにやってもらったからね、ほんと文明の利器てきなもの全般によわいんだとおもうわ。

わたし、今さらだけど しげくんのピンクとグレーを読んだ!普通ならまとめて読むんだけど、こう見えて受験生なのでそうもいかず半月くらいかかった…もう冒頭の記憶が薄らいでくるくらいの長期戦だったんだけど、全部読み終わってから繋がる部分も多くて圧巻だったよ〜!特に感想は書かないけど、なんだろうね〜読み終わったあとの、あの複雑なきもち…生々しく、美しく、泥臭く、必死な若者の気持ちが痛いほどわかる話だったね。劣等感、生きづらさ、愛情、憎しみ。こんな、いろんなひとの、いろんな思いが交錯して、大きな波になって読者を丸ごと飲み込んでしまうような圧力。はっきりした実像のない人間の汚い部分が緻密に表現されていて、ぐぐぐぐ、っと世界観に引き込まれてペースを持っていかれるような作品でした。

わたしは、やっぱり人の書いた文章を読むのがすきなんだな〜とおもう。作者の分身じゃないけど、そのひとの考えだとか、そのひとを形作ってきた記憶や経験や個人的趣味の片鱗が可視化されてるってことだっておもうと、とってもどきどきするんだもん!

例えばにのみやくんの『虹』だけど!(すぐ自担に絡めたがるね!)

『季節たちが夕日を連れてきて影がわたしを見つけて伸びる』とか、『傘がぶつかり まっすぐ歩けない そんなわたしを見て笑っているの』とかの部分がすごくお気に入りなのね。にのみやくんがよく、『男と女は違うから』みたいな、彼なりの男女論を語るように、ふつう男のひとはどうがんばっても女の感性や感情を知り尽くせないし、また逆も然りじゃないですか。でも虹は、繊細に女のひとの見ている景色や彼氏への愛情を汲み取ってて、『にのみやくん すげぇ…!』ってなった一曲。にのみやくん自身、少し女性的な感性を持ち合わせているひとなのかな、というのは感じるのだけど。それ以前ににのみやくんには季節が移り変わる色や、街に漂う雰囲気を素敵だなと思って 気にかける感覚があるんだろうね…っていうのがすごく!彼に惹かれるポイントなんだよね〜〜〜!!!♡♡♡

ていうかにのみやくんの書く歌詞って、分かりにくいとこ多いよね。遠回りするし、割とキザな感じだし、『恥ずかしい』みたいな歌詞多いし!そういうの見ると『でたでたでた!めんどくさい二宮和也!ちょっと今から解読するからね!』って、むだにわたしが興奮する。なんだかんだ にの担はめんどくさい二宮和也担だよね〜(すきだよ!)

(戻って)前にツイッタで呟いたことはあるのだけど、虹はわたしの特別な曲なんだよね!虹は、歌というよりちょっとした小説みたいな感覚。わたしがもし虹を書籍化するなら、ざらざらしたパールホワイトの表紙に、金色の細い文字でタイトルを入れるね。しおりの紐は、雨上がりの空をイメージしたパステルブルー。いや、柔らかな日差しをイメージして薄いイエローもいいな〜!絶対、読まないときでもカバンにそっと入れておきたくなるような、宝物みたいな一冊になると思うんだけどな!

さぁさ、そんな虹エピを受けて、わたしの好きな江國香織さんの話をしてもいいかな???(突然)

わたしも全部の作品を読んだわけじゃなくてまだまだ江國香織初心者なんだけど、彼女の作品に出会ったのは実は小学校5年生のとき。離任する国語の先生に、『よかったらよんでね』ってもらったのが短編集『つめたいよるに』でした。そのころは読んだけど良さがちっとも分からず。だけどだいすきな先生がくれた!ってことだけ思って、大事にしまってたのを一昨年読んでどハマり。今に至るという感じ!

で、今日はわたしの好きな江國作品を紹介するけど(自己満!)興味ないわ!ってひとはすっ飛ばしてね。

じゃあ早速いっちゃおう!

○デューク

『たまご料理と梨と落語が好きで、キスのうまいデューク』

短編集『つめたいよるに』の最初の作品なんだけど、大学入試で長文問題として出されて、受験生がみんな号泣したっていう伝説のお話。

数ページのすごく短い話なのにキュンとして簡単に泣ける。端的に言うと、死んだ愛犬デュークが人の姿をして主人公の前に現れるのだけど(言ってよかった???)。これね、デュークをにのみやかずなりで実写化したかった…デュークっていうのはほんとうに、かわいくて文学的でスマートな男の子として登場するんです。にのみやくんだと思って読んだらめちゃくちゃときめくし、過剰に読者を感動させようとしていない『さりげなさ』がとっても気持ちいい。

◯おそ夏の夕暮れ

『実際にあなたを食べて、消化してみたいの』

短編集『犬とハモニカ』の中のひとつ。これぞ!な江國ワールド全開。荒れ狂う海でキスをする描写から始まる、超絶おしゃれなお話です。全く内容では似ていないけど、先ほど長々語った『虹』とこのお話は似たような雰囲気を纏っているように感じるかも!(まじで内容は全くかぶってませんけど)『犬とハモニカ』は、いろんなタイプのお話が入ってるから、キャンディボックスみたいでとってもたのしい。付記と解説までおいしい作品です!

落下する夕方

『逃げることも、攻めることもできない奇妙な三角関係。そして愛しきることも、憎みきることもできないひとたち』

少し狂気じみてて、だけど、いや だからこそだいすき。実際いつも持ち歩いてるくらい!恋人の健吾と別れた梨香が一緒に暮らすことになったのは、健吾が恋する女性・華子…っていう明らかにおかしい関係をすんなり受け入れてしまう江國マジック。華子は自由奔放で、何にも縛られていないかのように見える謎の女性なのだけど、最後の最後に少しだけ彼女のことが理解できるかも。読んでるこっちも華子という人間像にどんどん惹かれていくところがミソ!終盤に、なかなかの衝撃あり。

江國さんの描く女性は、決してもう手に入らないものを想い続け、それを心の支えにしている女性や、さみしさを自分自身の中に押し込んで気丈に生きる女性の姿の描写がとっても美しいのです。読み終わったあとに、少しの切なさと キラキラの宝石が残るようなお話ばかり。わたしの超自分勝手な文章でよさが伝わったとは思えないから、本屋さんにいったらぜひ手にとってみてほしい〜!もしこのあと 読んだよ!とか知ってる!って方がいたら(いる?)ガンガンおしえて!そしてあわよくば、おすすめの江國作品もおしえて!!

ケータイのメモ欄が多くて邪魔だったから、解消すべくコピーANDペーストしまくったんだけど長くなりすぎちゃったね!

あーあ、もうすぐ八月が終わっちゃうね。一年の中で夏がいちばんすきなのになんて短いんだろ〜あたしを置いて行かないでよ夏!(BGM:夏の終わりに想うこと)来年の夏は、九州のほうとか太平洋側に旅行ができたらいいな!